チームユニフォームは、チーム全体のチーム愛・結束力・信頼関係を高める効果があります。様々なシーンで見かける「チームユニフォーム」皆さんも一度は着た事があるのではないでしょうか。 今回は「チームユニフォーム」に隠された効果を、学校の部活というシーンに絞ってご紹介したいと思います。
チームユニフォームに隠された効果
1.チーム愛・信頼関係の構築
入学してきた1年生は基本的に孤独で、ここから新たに仲間を作っていかなければなりません。部活ではクラス以上に他人同士がひとつのチームに溶け込んでいかなくてはならないものですよね。各々が自由に着用するトレーニングウェアよりもデザインが統一された同じユニフォームを着るだけで、個人個人の壁が取り除かれ、自然に会話が生まれ仲間意識が芽生えます。そしてやがて団結し、チーム愛と信頼関係が構築されていくのです。
2.経済的効果 ※結果、安く済む
どんな競技もウェアは必要です。服装を自由にすると、毎日違うウェアを着ないと恥ずかしくなり、結果的にたくさんのウェアを買ってしまう事になります。ユニフォームがあればそのような心配がなくなり、毎日の準備も楽になります。長い学生生活を考えると統一ウェアを持っておいた方が結果的にかなりの出費を抑えられます。
3.識別効果
部活動は校内に限りません。大会や練習試合等、校外での活動もたくさんあります。引率業務の中で、ユニフォームを着てるか着ていないかの差は言うまでもありませんよね。
4.マナー向上
チームユニフォームを着るだけでチーム愛へのが生まれます。また、第三者からも学校名や競技種目が一目で分かるようになります。チームユニフォームが自覚を生み、粗悪行為を未然に防ぎ、そして人としての成長に繋がります。
5.思い出をカタチに
部活生活は人生の中でこの時期でしか経験できないもので、その経験はかけがえのない財産になります。
ユニフォームはその当時にフラッシュバックさせてくれる大切な思い出になります。 そしてそれを見るだけで、練習に打ち込んだ思い出や、学校、また顧問の先生の事も鮮明に思い出してくれることでしょう。
6.チームブランディングの構築
勧誘される1年生は、ばらばらの服を着た人からより、揃ったユニフォームを着た人からされる方が圧倒的に魅力あるチームに映ります。 『この学校のこの部活のユニフォームが着たいから受験しました』という話もよく耳にします。
7.歴史、伝統
サッカーでは、ブラジル代表の黄色いユニフォームのカナリア軍団。ラグビーでは、全身黒一色のオールブラックス。野球では縦縞と言えば阪神タイガース。などチームを象徴とする存在になります。それは歴史、伝統とも言えるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。ざっくりと書きましたがチームユニフォームはこれ以外でも様々な効果を発揮します。デメリットといえば、【作るまでに時間がかかる】や【個性が半減する】くらいしかありません。それも一度作れば逆に時間の短縮になりますし、個性は服装ではなく表現やプレイで出せというような教育ができた方が大人になってからの役に立つのではとも思います。
部活動という場所は試合に勝つことが目的ではなく、同じ仲間が共通の目標に向かって切磋琢磨し、やがて社会人として生きていく為の貴重な練習の場となります。そんな輝く部活チームがひとつでも増える事を祈っております。