——強豪チームを支える信頼のウェアづくりとは?

兵庫県の強豪校・芦屋学園卓球部。その躍進を支えるのは、緻密な指導と、仲間との絆、そして一体感を生み出すチームウェア。今回は、卓球部を25年以上率いる眞鍋先生と、チームウェアを手がけるMOVE代表・大西の対談をお届けします。
目次
教師として、卓球顧問としての原点
本日はよろしくお願いします!
簡単に教師として、そして卓球部顧問としての経歴をお教え下さい。
教員人生は別の学校でスタートしました。芦屋学園に来てすでに30年ほどで、卓球部の顧問は25年くらいになります。
長いご経験ですね!先生自身も卓球をされていたんですか?
はい。中学・高校で6年間、大学ではサークル程度ですが続けていました。最初はサッカー部だったんですが、練習が厳しくて(笑)。背が高かったので先生に“カットやってみたら?”と言われて、守備型の卓球に出会いました。

卓球部のスタートは「寄せ集め」だった
今や兵庫の強豪校という印象ですが、元々強かったんですか?
いえいえ(笑)。卓球部の顧問に欠員が出て、学校から〝卓球部みてくれないか〟と言われたのがきっかけです。
最初は寄せ集めで全然勝てませんでしたね。基本的な礼儀や練習習慣などをイチから教えるのがスタートでした。
でも、ある時から流れが変わったとか?
そうなんです。ある時、たまたまうまい子が入ってきて。それが刺激になって、まわりも自然と上達していったんです。

部活動があるから、生徒は頑張れる
話しは変わりますが、僕はテニス部で部活という存在が心の支えだったのですが先生から見て、生徒にとって部活ってどんな存在だと思いますか?
大きな存在ですね。土日も練習してるんですが、誰も嫌な顔せず取り組んでくれる。だから私たち教師も〝応えてあげたい〟と思えてお互いが成長できる場になってます。そんな生徒たちにはほんと感謝してます。

MOVEとの出会い、そして信頼
芦屋学園さんのユニフォーム、とてもセンス良く作られていますよね。そもそもMOVEを知ったきっかけは?
たしか学校にダイレクトメールが届いたんです。それを見て、“リーズナブルにオーダーメイドできるやん”と思って、連絡してみたらすぐに担当の方が連絡を下さって会社も近いのですぐに来て下さいました! 対応の早さがとても印象的でした。
教師は授業や担任、その他いろんな指導や業務がありますから、部活のウェアだけに時間をかけられないんですよ。MOVEさんはいつも本当に対応が早いです! とても助かってます。

卓球部を支える「チームウェア」という存在
卓球は団体戦などで、ユニフォームを揃えるルールがありますよね。
そうですね。MOVEさんには学校カラーをベースに、シンプルで美しいデザインにしていただいて満足しています。生徒たちも大事に着てくれていますよ。
ただ…カタログが少し“テニス寄り”かな?卓球のモデルさんで撮影してもらえたら、よりイメージしやすくて嬉しいですね。
卓球界は柄やロゴをとても多く使う傾向があるようだったので、あえてシンプルでスッキリしたなデザインを着て欲しいという想いで提案してるんです!
なるほど、貴重なご意見ありがとうございます!今後の参考にさせていただきます。

卒業後も続けられるスポーツ、そしてこれから
テニスはほとんどの人が卒業と同時にやめてしまうんですが、卓球はどうですか?
うちは7割くらいが続けてますね。大学で一旦辞めても、社会人になってから復帰する人も多いんです。卓球は年齢関係なく続けられる、積み上げ式のスポーツですから。
いいですね!
OBOGの方と一緒にできて、そこから更に輪が広がるとしたら、この部活は更に意味のあるものになりますね! テニスもそうなって欲しいです!
最後に、今後の目標を教えてください
6年以内に全国大会で“勝つ”ことが目標です。過去にベスト8までいきましたが、その壁を越えたいですね。
応援してます! 頑張って下さい!
その時もぜひMOVEのウェアでお願いします♪
もちろんです!
これからはずっとMOVEって決めてますので!






編集後記
2024年、兵庫県チャンピオンとしてインターハイに出場する強豪・芦屋学園女子卓球部。そんな彼女たちを指導する先生は、さぞかし厳しくて怖いのでは…正直、お会いするまではそう思っていました。しかし、実際にお会いしてみると、まったくの逆。温かく、生徒たちを包み込む“太陽”のような存在でした。
特に印象に残っているのは、取材が始まる前の出来事です。2月末の寒い日、先生がまだ到着されていない中、私たちが準備をしていると、一人の生徒さんが温かいお茶を差し入れてくれました。続いて、別の生徒さんが奥の部屋から電気ストーブを運んできてくれる。そして撮影準備に手間取るカメラマンの様子を見て、「延長コード持ってきます!」と駆け出す生徒さん――。
皆が自然に周囲を見渡し、想像力を働かせ、自発的に動く。そして何より、それが“先生がいない時でも”できている。誰かの指示ではなく、チーム全員が“自走”している。その姿を目にして、思わず「この子たちと一緒に仕事がしたい」とすら感じました。
学生時代は、大人になるための準備期間。その意味で、部活動は社会に出る前の貴重な学びの場なのだと、改めて実感しました。このチームの生徒たちは、きっとどこへ行っても大丈夫。そう確信させてくれる出会いでした。
眞鍋先生率いる芦屋学園女子卓球部の“強さの理由”を、対談を通して深く理解できたこと。そして、そんな素晴らしいチームにMOVEのウェアを選んでいただけたことを、心から誇りに思います。
芦屋学園卓球部の強さの秘密は、卓球への真摯な姿勢と、それを支える環境、そして「一体感のあるチームウェア」にありました。MOVEは、これからも、そんなチームの“戦う誇り”を形にしていきます。
「ユニフォームでチームにパワーを!」
それが、MOVEの想いです。