プロのスポーツ選手が実際に採用しているユニフォームは、デザイン性だけでなく機能性やパフォーマンス向上も考慮されたものが多く、参考にする価値があります。ここでは、男子プロテニスプレイヤーの 鈴木貴男選手・関口周一選手、そしてテコンドー全日本三階級王者の 栗山廣大選手 のユニフォームデザインをピックアップし、その特徴をご紹介します。
鈴木貴男選手(テニス)
のユニフォーム
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クラシック✖️機能性の融合
鈴木選手のユニフォームは、伝統的なテニスウェアのスタイルを踏襲しながら、最新のテクノロジーを取り入れたデザインが特徴。シンプルながらも洗練されたカラーバランスと、通気性・伸縮性に優れた素材が採用されています。試合中の動きやすさを追求したシルエットは、長時間のプレーでも快適さを保ちます。
ポイント:
✅ クラシカルなデザインとモダンな機能素材の融合
✅ 速乾性・ストレッチ性に優れた素材を使用
✅ シンプルなカラートーンで洗練された印象
PROFILE
鈴木 貴男
Takao Suzuki 正統派サーブ&ボレーヤー(所属:Team REC)
北海道札幌市出身。6歳からテニスを始め、中学を卒業するまで札幌市内のテニスクラブで育ち、その後は東京の堀越高校に入学。高校在学時、1年生でインターハイのシングルスで優勝し、3年生では、シングルス・ダブルス・団体の三冠を達成。1995年4月にプロ転向 チャレンジャー大会15勝、グランドスラム本戦7度出場。
2003年ウィンブルドン・2005年全豪オープンではシングルス2回戦進出。1996・1997・2007年、全日本選手権シングルス優勝 国別対抗戦(デ杯)では、シングルス27勝・ダブルス14勝で日本人選手最多勝利数の41勝を記録
関口周一選手(テニス)
のユニフォーム
個性が光るカスタムデザイン
関口選手のユニフォームは、鮮やかなカラーリングやグラフィックが特徴的。自分らしさを表現するために、パーソナルなデザイン要素を取り入れており、インパクトのあるビジュアルで試合でも一際目を引きます。動きやすさとデザイン性を兼ね備えたユニフォームは、アグレッシブなプレースタイルを象徴しています。
ポイント:
✅ 鮮やかなカラーと大胆なグラフィックデザイン
✅ 速乾・通気性に優れたアスリート向け素材
✅ 個性を演出するカスタムデザインオプション
PROFILE
関口 周一 shuichi Sekiguchi プロテニスプレイヤー(所属:Team REC)
アメリカ・サンフランシスコ生まれ、神奈川県海老名市出身。6歳からタイ・バンコクでテニスを始める。10歳で日本に帰国し小学校6年生で全国小学生大会準優勝、16歳以下全日本ジュニア優勝、ITFジュニア世界ランキング最高5位を記録。2010年にプロに転向し、ITFシングルス10勝・ダブルス3勝、フェルガナチャレンジャーダブルス準優勝。全日本選手権2022年シングルス準優勝・2016,2017,2018ベスト4。
ATPシングルス最高259位・ダブルス473位
栗山廣大選手(テコンドー)
のユニフォーム
機能美を追求したシンプルスタイル
テコンドーという競技の特性上、栗山選手のユニフォームは無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴。動きの妨げにならないカットと軽量な素材が採用され、実戦でのパフォーマンス向上に貢献しています。また、汗を素早く吸収・発散するテクノロジーを搭載し、長時間のトレーニングや試合でも快適な着心地を実現しています。
ポイント:
✅ 競技特性に合わせたミニマルデザイン
✅ 軽量で通気性に優れた素材を採用
✅ 汗を素早く吸収・発散し、長時間快適な着心地
PROFILE
栗山 廣大Kodai Kuriyamaテコンドー全日本三階級王者(所属:(株)ロードカー)
18 歳で競技を始め、遅咲き、指導者なしで 80kg 級、 74kg 級、 68kg 級の全日本チャンピオンになる。 海外戦績は、クロアチア 2 位、ブルネイ 1 位、イスラエル 3 位等。 450 年以上続くお寺の 18 代目で僧侶資格を保有。大阪府警に就職し、特殊部隊 SAT 選抜にも合格したがテコンドーを選び退職。 現在はモデルや俳優業もしながら株式会社ロードカーに所属しパリ五輪を目指す。 「世の中に良い影響を」「感動を与えること」を軸に様々な活動を広げるアスリート実業家。
トップアスリートのユニフォームから学ぶデザインのポイント
プロスポーツ選手が選ぶユニフォームには、デザイン性だけでなく、機能性や快適性が重視されています。チームウェアやユニフォームを選ぶ際は、単なる見た目だけでなく、 競技に適した素材・カッティング・機能性を考慮 することで、より実用的でスタイリッシュなデザインを実現できます。
これらのアスリートのユニフォームを参考にしながら、自分たちのチームや会社に最適なウェアを見つけてみましょう!